■ hechiで様々な製品に使用致しております織物は、
タイを初め、ラオス、ミャンマー、カンボジアの人々による手織物です。
現地の高い技術をもつ織手の方々と 長期に亘る信頼関係を築きながら
多くの試行錯誤を経て現在に至っております。
それぞれ土地で育まれてきた文化・自然・工芸技術に沿いながら、日本の着物文化、
生活に融合するような生地を生み出せるよう、現地の職人・デザイナーと
hechiデザイナーとが協力し、糸選びから糸染め、織工程まで一切の妥協を排し
唯一無二のもの作りを目指しております。
他には見ることのできない、異文化融合の個性的かつ高品質な織物を産み出すべく
努力をいたしております。
様々な土地で出来上がった布は、日本にて製品加工を行い、
hechiオリジナルデザインによる帯や着物、バッグ・小物などに仕立てております。
シルク織物とともに、コットン、ヴィスコーズ(竹の繊維で作られた糸)、
麻を織り交ぜたテキスタイルや手刺繍の布、稀少な黄金繭から作られる糸での織物も
制作しております。
これらの生地は制作に時間がかかり、また量産ができないため、すべてがほぼ1点ものとなっております。
また、2015年頃よりタイ・バティック(ろうけつ染め)による正絹着物地の
制作・販売も行っております。